日本が発祥の地。巷で流行り始めているラージボール卓球!

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水谷隼ではなく張本智和。福原愛や石川佳純ではなく美宇、美誠、ひな。

今や10代の選手が世界で活躍している日本の卓球界。今年はTリーグというプロチームも発足され、2年後の東京オリンピックでは金メダルも夢ではない、とますます盛り上がりを見せています。

2016年の社会生活基本調査によると、この1年間に卓球をしたことのある25歳以上の人数は446万人だそうで、ウォーキング(4159万人・1位)や、ジョギング・マラソン(901万人・5位)に比べると少ないですが、サッカー(324万人・14位)やテニス(318万人・15位)に比べると多くて第10位とのこと。

それだけ卓球がメジャーになってきたとも言えますが、この数字にはもちろん、毎日毎週近くのクラブで汗をかいて熱心に取り組んでいる人もいれば、所謂温泉卓球でお遊びした方も多いものと思われます。

そんな温泉卓球で汗をかいた皆さん。

実はやってみると結構難しいと感じた人も多いのではないでしょうか

。白いボールは意外と跳ねるし、強く打つと明後日の方角に飛んでいってしまうし。

テレビで放映されるアスリート達の姿を見て、自分もやりたい、とか、子供の頃近所の公民館で遊んだ経験があるので、もう一度やろうか。

というお方も、本格的にやるには躊躇してしまっている方も多いのでは。

WT
そんな方々にお勧めなのが、最近巷の卓球教室や卓球サークルで流行し始めているラージボール卓球です。

ラージボール卓球って何?

卓球は英国発祥のスポーツと言われていますが、このラージボール卓球は日本が発祥の地。それもあのタモリさんがきっかけになって出来たスポットです。

そのきっかけというのは、今から約30年前。当時お昼の番組で絶大な人気を誇った「笑っていいとも」で、タモリさんが「卓球って、ダサくて暗いよね」と発言。

これを機に、特に中高生の部活での人気はガタ落ち。やっているプレーヤー達も、「まあ、服装も白禁止で暗いし、台も深緑色で暗いし、窓もカーテンして暗いしなあ」と自嘲気味。

しかしそんなタモリさんの発言に激怒し、発奮したのが卓球界のレジェンド荻村伊智朗さん。

第3代国際卓球連盟会長も務めた荻村さんはすぐさま、「卓球は明るく、健全なスポーツだ」と宣言し、卓球のイメージアップ活動に取り組みます。

その中で生まれたのがこのラージボール卓球。

「卓球を老若男女、誰でも楽しめるスポーツに」という理念のもと、以下のような改革をメーカーや競技団体と協議しながら進めました。

即ち、ウェアーはファッショナブルに。台は薄い青色に。そしてボールはカラーにして見やすいく(白→オレンジ)。

直径も大きくして打ちやすく(40mm→44mm)。重さは軽くして飛ばないように(2.7g→2.2g)。

ラケットは粒が表に出ているものにして、ボールに回転がかからないように(3種類あるラバー→表ソフトラバー1種類に限定)。

試合は疲れないように短く(5セットマッチ→3セットマッチ)。試合のネットは高くして、高くして(15.25cm→17.25cm)。

こんな人にお勧め

こうして出来たラージボール卓球。

いざやってみると、ボールが見やすく打ち易い。

そして何より打ったボールが途中で失速し、打ったり打たれたりのラリーが続き易い。

少しフットワークが得意なら、遠くに打たれたボールも追いついて打ち返せます。

卓球の回転サーブなどは返すの大変ですよね。

しかし、普通のラケットと違いラバー表面がブツブツだけですので球の回転が少なくなり、サーブの返球も簡単になっちゃいます。

これにまず喜んだのはシニア世代。

元々卓球はボケ防止、いや、認知症予防に効果的と、医学会ではデータと共に紹介されていました。

健康スポーツとして楽しまれているので激しい運動にはならず楽しく体を動かし無理のない適度な運動になります。

そこで昔取った杵柄を持っていた人たちの間で徐々に広がり、今では30代、20代の現役世代でも楽しむ人が増えてきました。

WT
さあ、1度は卓球やってみようと思ったあなた。卓球のラケットを押入れにしまっているあなた。テニスやバトミントンが得意なあなた。近くに卓球教室やクラブがあれば、1度そっと覗いてみて下さい。これから益々流行りだす、今までとはちょっと違った卓球と出会えるかもしれません。