2019年のGW10連休決定! 歓迎できないのはなぜ?疑問から見えてきたものとは?

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昨年の12月に2019年のゴールデンウイークは10連休になることが決定されました。

なかなかとることのできない10連休が嬉しくて楽しみでしょう。

ですが、冷静に考えてみると嬉しい反面、困ることが山積みだということに気が付きました。

実際に、私の周囲でも歓迎できない声が多いのが事実です。

せっかくの貴重な10連休、新元号になるお祝いの10連休。

なぜそこまで歓迎されていないのでしょうか。

新年度を迎えたら5月はすぐそこです。

連休をとれてもとれなくても、どのようにすれば有意義に過ごせるのかまとめてみました。

なぜ10連休になったのか?

例年のGWは二つの連休のあいだに平日が挟まることにより、今年のように大型連休になることがありませんでした。

ですが、今年はその間に挟まる平日が全て祝日となります。

具体的には、今年は4月27日(土)から5月6日(月)までが10連休になるのですが、本来は4月30日(火)、5月1日(水)、5月2日(木)の3日間は平日でした。

ですが、皇太子さまの即位が5月1日に決定し国民の祝日となったことと、祝日法の適用により3日間とも祝日となりました。

祝日法とはあまり知られていませんでしたが、前後を祝日に挟まれている日は、その日も祝日になるというものです。

そのため、前後を祝日に挟まれている4月30日と5月2日も祝日になります。

WT

オセロのようなイメージですね。

そういった経緯で大型の10連休が誕生しました。

10連休歓迎できる?様々な声と事情

10連休と聞くと、楽して嬉しいイメージが浮かび、経済効果が大きいと歓迎ムードがありますが、全ての人が当てはまるわけではありません。

GWに休みが取れる人、とれない人、嬉しい人、嬉しくない人、様々です。

WT
具体的にはどのような人にどのような意見があるのか整理してみましょう。

休みが取れる場合

公務員や製造業などの一般的な会社員、金融機関、学生などは暦通りの祝日になることが多いのではないのでしょうか。

なかなか取れない10連休です。家族で出かけたり、自分のために時間をたっぷり使うことができる貴重な休みとなります。

どのように休みを過ごすのか計画を立てることもまた、楽しみの一つです。

けれど、実際に休みをとれる人たちの声を聞いてみると、手放しで喜べない人たちが多いことに気がつきました

その理由は様々なものです。

旅費が高い

まず、どこかへ出かける場合、旅費が跳ね上がることが予想されます。

特に家族旅行を計画する場合、宿泊費や交通費などの料金が高くなることで、そんなにお金をかけることができないと旅行自体を断念することが多いようです。

渋滞や混雑

交通渋滞やレジャー施設、飲食店等の混雑も懸念されます。

どこに行くにも混んでいることが予想されるので、出かけるのをためらってしまうという声もあります。

家族で休みが合わない

近年は夫婦とも働いている家庭が多いことから、二人とも休めないと結局どこにも行けないという家庭もあります。

父と子、もしくは母と子だけで出かけるという選択もありますが、特に小さい子を抱える家庭では自分一人で混雑時に子供を連れて出かけることがどれだけ疲れるか、たやすく想像できます。

家族が家にいて困る

専業主婦(主夫)の人からは、家族全員が休みになってしまうと特に3度の食事の準備等が大変になる、部屋が散らかるなどの声が上がりました。

数日は外出してメリハリをつけた方が良いかもしれません。

給与が少なくなる

非正規雇用の人たちにとっては死活問題となる場合もあります。

正社員と違い働く日が減ってしまうと、当然給与も減ります。

10日も休んでしまうと、単純計算でその月の給与は3分の2です。

休むよりも働きたい、そんな人も多くいます。

連休前後が多忙

10連休をとれる人全体を通して上がっていたのは、連休前後の業務が多忙になることを心配する声です。

ちょうど元号が変わるタイミングなので、システムや書類の表記の変更作業や、月末月初を挟むため締めの処理、営業日が少なくなるためノルマをこなすのが苦しくなる、連休中に溜めていたデータ処理をするためのシステムの負荷など、業務が山積みなのがわかります。

これまでここまで大型の連休はそこまでなかったので、連休後の状況が未知数であることは間違いないでしょう。

楽しい連休を過ごすためには事前にできる仕事は溜めずに調整しておくべきかもしれません。

休みが取れない場合

飲食店、観光、小売店、各種サービス業、物流等は業務が繁忙になります。

そのため、まとまった休みをとれない場合が多いでしょう。

非正規雇用でたくさん働きたい人や経営者からは嬉しい声が上がる一方、喜べない人たちも多くいるのです。

人手不足による多忙

もともと人が少ない環境で働いている場合、普段の倍以上もの混雑になることが予想されるGWは心身ともに負担が多いです。

人手が足りない場合、交代で休みをとることも難しいかもしれません。

それが今年は10日も続くのですから給与のアップや人員の補充があるならまだしも、普段と同じ条件で働くのはつらいのも納得できます。

GWの代わりに別の日を休める人もいますが、中にはそんな休みをもらえるわけでもない、ただ働く日が多くなるだけだという悲しい声もありました。

子供を預ける施設がない

共働きをしている家庭では保育園や小学校の学童が休みになった場合、預け先を探すのが大変だとの意見もあります。

保育園や学童の日程は地域や施設によって異なり、GWの間すべて休みになるところもあります。

そのような場合、祖父母に預けたり、別の預け先を探したりする必要があります。

どちらもできない場合、両親どちらかが仕事を休まなければいけない状況になってしまいます。

GWだけでの話ではないですが、繁忙期に仕事を休むことは言い出しにくく、悩みの種になります。

その他

介護や医療機関に関して

施設によって対応が様々になりますが、個人の医院などは連休中は診察しないところもあるようです。

万が一の場合は救急病院まで行くことになります。

救急病院に行くほどでもないけれど体調が悪いときなど困ってしまうと小さなお子さんがいる家庭では心配の声がありました。

介護施設やヘルパーなども毎日対応してもらえるのか、通常通りの対応なのか等事前の確認が必要になります。

投資環境

証券会社等で投資をしている人にとってはこの10連休の経済環境に目が離せないでしょう。

というのもこの期間に投資環境が休みになるのは日本国内のみで、海外では通常通り取引がされています。

もし、大きな動きがあってもGWが明けるまでは見ていることしかできないのです。

大きな投資機会を失うだけでなく、大きな値下がりによる損失を出さないためにも、場合によっては連休前に手じまいする等の対応が必要になるかもしれません。

まとめ

このように、一見盛り上がっているGWの10連休ですが、個人の置かれている環境によって楽しみであったり、困っていたり、心配をしていたりと様々な心境に分かれていました。

その中で共通して感じたのは、10連休にしなくてもよかったのでは?ということでした。

祝日法の適用という形で結果的に10連休になりましたが、適用されなけば間の平日に金融機関や医療機関が利用でき、システムの負荷や業務の負荷も少なくなります。

GW自体がなくなるわけではないので観光業界等にも大きな悪影響はないはずです。

休日が少ない人たちのためを思って連休になったことが、結果的に多くの人の悩みの種になっているのは皮肉ですね。

WT
個人の好きなタイミングで休みがとれる社会になれば、こういった状況もなくなるのかもしれません。