年金生活できる?高齢化社会の日本!定年退職後も仕事を続ける高齢者達!

政治・社会

高齢化社会が進んでいる日本。

いわば、そんな高齢化の時代から”超高齢化”という言葉も出てきています。

そんな日本に住んでいる高齢者達は、定年退職後どのような生活をしているのでしょうか。

果たして、年金だけで生活ができるのでしょうか。

今回は、そんな定年退職後の高齢者にスポットを当てて調査してみました!

年金世代も働く高齢者

1990年代後半の労働人口は、6700万人以上にでしたが、今は4200万人程度まで減少していると言われています。

その内、高齢者(60歳以上)の約807万人が働いていると言われており、これが正確な数字なのであれば、約6人に1人が高齢者ということになります。

また、働いている高齢者の約4割が70歳以上を占めています。

これに対して日本政府の意見

”人生100年時代を旗印に、政府は高齢者の労働を後押し”しています。

膨れ上がる社会保障費の抑制や労働力不足を補うため、元気なうちはできるだけ”社会を支える側に回ってほしい”との狙いなのでしょうか。

再雇用制度で、定年後も希望する者は、そのまま仕事に就くことができるなどの法律を定めました。

定年退職しても尚働く理由

働きたい理由として”家系や生計のため”と答える人が62.3%と1番多い意見で、それ以外にも”元気なうちは働くのが当たり前”が47.7%、”健康維持のため”が43.0%でした。

老後の不安は…

やはり、年金受給だけでは生活することは難しいのでしょうか。

老後の不安について聞いてみると、病気や怪我が37%、孤独が12%、そして1番の不安はお金で48%でした。

WT
生きていく為には仕方がないことですが、老後の人生でも、お金の心配をするなんて嫌ですよね。

理想の働き方とは…

2600人の高齢者にアンケート調査をしたところ、定年退職後の理想の働き方について、男性は「今まで培った専門能力や知識を生かして働きたい」「給与は少なくてものんびり働きたい」などの意見が多く、女性は「比較的自由に働きたい」「給与は少なくてものんびり働きたい」との意見で男女共に「給与は少なくてものんびり働きたい」とのことでした。

高齢者の方々は”自由”に働ける環境が理想の働き方みたいですね!

定年退職後の仕事に約7割の方が”満足”している

仕事の満足度は、満足してる方が1割程度で、どちらかといえば満足な方が5~6割を占めており、約7割の男女が今の仕事に”満足”しているとのことでした。

しかし、給与の面では「もっともらってもよい」と考えている人も少なくありません。

60代前半の52.7%が「もっともらってもよい」と考えており、妥当だと考える人は45.2%でした。

約2人に1人が、割に合わないと考えているということでしょうか。

引用元: https://markezine.jp/article/detail/22719

その他、軽作業の仕事をしている方は、仕事の満足な点において「単純作業で頭を使わなくてもいい」「頑張らなくてもいい」「この仕事を頼まれたという、選ばれた満足感もある」などが挙げられています。

何歳まで働くのでしょうか。

理想は60~65歳まで働くという意見が55%、70歳まで働くという方が26%でしたが、現実は60~65歳まで働いている方が41%、70歳まで働いている人が33%、そして75歳まで働いている人が13%いました。

※その他の意見は省力しています。

働きたくて働いている訳ではない

体を壊したり、年金だけでは足りず、現役時代の貯蓄も底をついたりしたことで「働けなくなった人や”働かざるを得ない”という高齢者の相談が後を絶ちません。」と生活困窮者の支援を続けている方は述べています。

また「定年を過ぎても”生活する為、生きていく為”に無理をしてでも働いている人は多いのではないか」とも指摘しています。

WT
確かに働く理由は上記のアンケート結果でも”お金”が最も多い上、不安な点も”お金”と答える人も多かった為、無理をして働いている人が多いのかも知れませんね。

退職後の仕事探し

定年退職後の仕事に関して、1度退職した会社で再度雇用してもらうことが多いようです。

その他、求人誌でパートを探し働く方も入れば、退職をきっかけに起業する方もいるみたいです。

退職後の仕事の見つけ方について調べてみました。

1. 再雇用制度の利用

定年後、まだ働く意志がある希望者がいれば、再雇用することが義務化されているため、この”最雇用制度”を利用する方が最も多いでしょう。

しかし、収入が現役時代の約20~50%程度、減少する点や、異動などもあり、慣れない環境にストレスを感じる方もいるようです。

2. 人材紹介会社やシルバー人材センターの利用

  • 人材紹介会社は、幅広い仕事を取り扱っており、自分にあった仕事を見つけることができるでしょう。
しかし、経歴や資格など、求人側のニーズに合わなければ、応募することができません。
  • 地域事に1つずつ設置されている”シルバー人材センター”は、高齢者の生きがいや活性化のための組織です。

公共社団法人で運営されているため信頼はできますが、高い収入を得ることは難しいようです。

雇用形態が、時給や日給ではなく、報酬として分配が決められているのが理由です。

また、2000~3000円程度の年会費を支払う必要があります。

3.自分の店を構える

定年退職後、自分のお店を持つ方もいます。

長年の夢でだった自分の店を出すのもいいかもしれませんね。

勿論、何をするにも申請が必要になり、中に資格を要する業種もあります。

しっかり、起業する前に確認が必要ですね。

WT
年をとっても夢を持ち、叶えるなんてすごい素敵でかっこいいですよね!

【海外の反応】高齢者になっても働く日本人について

日本国内でも高齢者の働き方について様々な意見が飛び交っていますが海外の人達は、日本の高齢者に働き方についてどのように考えているのでしょうか。

日本の高齢者の働き方について注目しているアメリカ

アメリカの人口は、2030年に65歳以上が20%を占めるとし”アメリカ人はより長く生きるようになり、そして長く働ける”と予測しています。

今後の対策として、日本の高齢者の働き方のように「高齢者の活用を検討すべき」と主張されています。

疑問視する中国

中国メディアは「なぜ日本の高齢者は退職後も仕事を続けたがるのか」と疑問を投げかけています。

日本のニュースで”過労死”などの働き方について問題視されているにも関わらず、若者以外に高齢者までもが働き詰めになっていることについて、理解できないとコメントを残しているようです。

WT
妙に中国人の言葉が的を得ていて、複雑な気持ちにさせられますね。

こちらの記事も併せてご覧ください。

現在、話題になっている働き方改革について

まとめ

”高齢者を後押ししよう”とする政府が対策として、再雇用制度など「長く会社に勤めてもらおう」とする姿勢が強く伺えましたが、高齢者の方々はこれに対してどう思っているのでしょうか。

お金の心配がなければ、今すぐにでも仕事を辞め、趣味や好きなことに没頭し、人生を謳歌しているのでしょうか。

年金受給の年齢も引き上げられ、「健康維持や時間を有効的に使いたい」などの理由で、仕事をしている方もいるかとは思いますが、大半の方は”年金だけでは生活ができないから”なのかもしれませんね。